この高原の町に入ったとたん、独特な聖域感を感じますね。
1200年、脈々と続く歴史の中で、敵も味方も、弘法大使のお膝元で、
安らかにすごしているという感覚でしょうか。
金剛峰寺へのこの有名な道、仏教を学ぶ学生さんも多い。
夜の8時頃、ライトアップされてる大門を見学。
やはり、ちょっとおどろおどろしい。
この大門の改装工事に、しゃれこうべが沢山出てきたそうで、
後で聞いて、やっぱり雰囲気が怖かったねと。皆の意見。
といっても、何かのすがすがしさも持ち合わせる不思議な町、高野山であるわけです。
あの世も、この世もうまくすり合わされている所です。
小生、不覚にも携帯電話を落としてしまったんです。
一の瀬から奥の院まで探し回ったけれどありません。
最後に、もう一度自分の電話に掛けてみると・・・・・。
『今外国の方が、うちのお寺に届けてくれましたよ』
エッ~。
ありがたい。
さすが、弘法大使のこのお膝元では、みなが心清く、親切になっている証拠。
ありがたゃ・・・・・・。
なんという、すがすがしさでしょうか。
まさしく。パワースポット。
我が愛車も、歴史あるこの町にぴったり。
全員、一連の出来事に、すがすがしさと優しい気持ちにまでなって、
宿坊を後に、一路帰路についたわけです。
ありがたや・・・・・。
弘法大師さんに導かれて、秋の一日、高野山に行ってきました。
天気も良し、車も快調に4時間少々、30年前にいった時よりは、
ずいぶん道も楽になりましたね。
何より、驚いたのは外国の観光客が多いこと、多いこと。
すがすがしい空気が、どことなく聖域。
金剛峰寺をお参りすると、まさしく仏様に包み込まれる感覚を覚えましたね。
日ごろの悪行が、すべて祓われる様で・・・・・。
ところで、カーテン屋としては、とても気になったのは、お寺様のあの幕、五色幕。
とてもカラフルで、オシャレ。
不謹慎かも知れませんが、今、カーテン業界ではやってる切替しカーテンですよ。
これは!
多くは「紫・白・赤・黄・緑」の配色で、本来の伝統色表現では、
紫は黒色を、緑は青を表しているそうで、
真言宗の中の1例では、それぞれの色は、
5つの智慧(ちえ)を表しているそう
智慧とは、知識という意味の知恵ではなく、修行の末に習得する、
人生や社会の真実の姿を見きわめ、邪正(不正と正)を分別し、
真理を直観する能力のこと
黒色(紫) :あらゆるものを完成させる智慧
白色 :すべてのものを正しく見極める智慧
赤色 :すべてのものが平等であることを知る智慧
黄色 :あらゆるものの本質を明らかにする智慧
緑(青) :すべてのものを鏡のようにそのまま差別なく現す智慧
すべてに導きのある、この縁起のいいバランス。
こんなカーテンいかがでしょうか。
ただ単に柄を選ぶんじゃなくて、自由にデザインするという手法。
1200年のカラーデザインですよ。
とても、モダン。
続く
世の中は、余にも広く、深く、
知らないことも、いっぱい。
ひとつの事に、こだわっていると、いろいろ見過ごしてしまうこともしばしば。
・・・・・と言うことで、今日は、雑貨の展示会に行ってきましたよ。
ところで、ここって知ってましたか?
誰もが絶対知らないところです。
その筋では・・・・、どの筋かわかりませんが、知る人知るところだそうです。
実は、個性的な洋服屋さんや、設計の会社、ちょっとわけのわからないお店などなど・・・・。
とにかく、何か出そうな古いビ~ル~。
剥製の動物ならぬ、ぬいぐるみの動物の壁掛け。おもしろー。
高機能ハンモック、
リサイクルカーペッラグ・・・・。
そして、アウトドアリビングと言う発想のお店。
いま、アメリカでも、古いビルをいろいろなお店に改装してるショップが増えてきてるようで、
ポートランド、ブルックリンなどの都市では、盛んに開発が進んでると聞きます。
サードウェブショップですね。
いや、勉強になりました。
何かやれそうな気がしてきましたよ。
この歳じゃ、もう、遅いかなあ。