愛知県の北西部に位置する尾州産地は、言わずと知れた織物の一大産地なんです。
これは木曽川の豊かな水と肥沃で温暖な濃尾平野の恩恵があったからともいえるでしょうね。
尾州産地は、糸から織物に至る全工程が地域に結集し
毛織物や化合繊織物の服地はもちろん、カーテン生地などインテリア織物を
手掛けており、常に時代の先端をいく織物を世に送り出しています。
本日は、そんな尾州織物を支えているカーテン生地製造そして縫製までをこなす
若い経営者の工場を私共の仲間と一緒に見学させて頂きました。
京都に西陣織の伝統を生かしながら、最新のインテリアデザインを起こし、
世界に誇れるカーテン生地を作ってる会社があります。
それは、何度も紹介してる川島織物セルコンといいます。
私共の先代は、85年前は呉服屋をしておりましたので川島織物の名前は、
帯地で有名な会社だとは知っておりましたが、カーテンも作ってる会社だとは
インテリアを始めるまで知らなかったのです。
京都、市原、川床料理で有名な鞍馬のすぐ手前にあります。
飛鳥、奈良時代の正倉院に保存されてるような織物も見られる美術館もありますので、
季節がら、川床料理を堪能しがてらご見学なさってください。(予約要)
お話がそれましたが、
デザナーの思いをこめた一枚のデザイン画が出来上がります。
『スミコホンダ』さんのネームがあります。
彼女こそ、世界的ファブリックデザイナーさんなのです。
それを製紋という工程を経て、織物になっていく分けですが、
向って左がデザイン画を碁盤の目のように区切って色合いを決めていくわけです。
すばらしい染色技術で染めた先染めの糸で織っていきます。
既製品のカーテンですと縦糸がすくないんですが、
このカーテン生地は、一インチあたりの糸の本数は、他のカーテンメーカーでは、
まねの出来ない細密なものとなっています。
手にとってご覧いただくと、一目瞭然。
芸術品のごとく、そのカーテン生地は風格さえも漂わせています。
そんなすばらしいカーテンをお届けできることに、
私共は、誇りを感じておるわけです。
と同時に、お客様も今の日本だからこそ、
それぞれの季節の味わいをも感じさせるこれらの生地たちを家の中に
持ち込めるとても幸せな時代だと思うんですよ。
ぜひ、チャンスがございましたら、
是非、このカーテン達を採用して頂きたいと思います。
ただ、川島織物セルコンさんは、
また、いつの日かリクシルグループから離れて、
頑固たる経営をなさって、
伝統ある憧れの企業様になられることを、
いつも願っております。
それが似合う会社ではないかなと思うわけです。
すみません、余分なことでしたね。
事務所のお向えの猫ちゃん
道路の真ん中で
子育て中
だから、止まって!
今、子供を遊ばせてるんだから、
止まれ!
母猫は、わかってるんかね?
止まれの道路サイン
母は強し!
私共の地元、
愛知県の北西部に位置する尾州産地は、言わずと知れた織物の一大産地なんです。
これは木曽川の豊かな水と肥沃で温暖な濃尾平野の恩恵があったからともいえるでしょうね。
尾州産地は、糸から織物に至る全工程が地域に結集し
毛織物や化合繊織物の服地はもちろん、カーテン生地などインテリア織物を
手掛けており、常に時代の先端をいく織物を世に送り出しています。
本日は、そんな尾州織物を支えているカーテン生地製造そして縫製までをこなす
若い経営者の工場を私共の仲間と一緒に見学させて頂きました。
繊維関係に携わって40数年、今までジャガード織機なるもの見たことがなかったので、
これかあ! メチャメチャ感動しましたね。
やっぱりすごいわ。簡単にジャガードジャガードと言ってきましたが、
百聞は一見にしかず
こんな精密なしかも複雑な工程を経て、毎日、扱ってるカーテンが出来てるなんて!
彼らは、時代のいろいろな変遷にも負けずに強く生き抜いているんです。
尾州織物の底力を感じましたね。
しかも、今サードウェーブとも言える、尾州織物工場→販売店→お客様という
新しいチャネルが出来ようとしています。
途中の、商社、代理店、問屋のすべてコストを排除して、
出来るだけお値打ちに高品質のカーテンをお届けできるシステムができつつあります。
直接、消費者の皆様にカーテンをお届けする
サードウエーブシステムですね。
何か、ワクワクしちゃいますね。
出会いと言うか、常に正しいものを求めてると
必ず、すばらしい出会いと気づきあるんですね。
尾州織物、応援しますよ!