4月 2016

             

時々、ご紹介する『映画の中のインテリア』です。

前回の、ベトナム映画『夏至』についで2回目。

本日は、ノルウェー、スウエーデン、2003年映画をご紹介。

おじさん二人が織り成す淡々としたストーリーながら、とても深くて温かい映画です。

インテリアにたずさわる者いたしましては、

注目すべきはアルムじいさんの家の素朴なインテリアです。

深いグリーン板壁、ギンガムチェックのカーテン、ちゃんとバランスもつけて在ります。

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使い込んだ厚めのテーブルや椅子、小さな流し台、子供のおもちゃのようなガス台、

コンパクトで、素朴で、北欧のシンプル暮らしぶりが見え隠れします。

一方、もう一人のおじさんの住まいは、キャンピングカー。

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これが、狭い空間にヨーロピンアンクラッシックとでも言えるような花柄の壁やら、

刺繍の布やら、しかも流れる音楽は気持ちのいい旋律の曲。

こんな居心地のいい隠れ家が欲しいと思っちゃいましたね。

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人は決して贅沢でなくても、なんでもない会話や食事などを通しての

人とのつながりやちょっとした思いやりで、こんなにも心温かくなる。

シンプルで素朴な暮らし、

でも小さな喜びが在る。

最後は、ちょっと切ないけど、

春は、いきいきとしてまたやッて来る。

本当の生きる楽しさって、そんなところに在るかもしれませんね。

これこそ、スローライフ。

※ 画像、お借りしてます。