本日も、カーテンから離れたお話
最近、脱線ブログが多いけど。
2007 冬
『金があってもジャガーに乗るのは恥ずかしいと思うのはなぜか・・・・・・ずーと考えていた。』
2008 冬
『私はその帰りうちの近所のジャガーの代理店に行って、そこにあったイングリッシュグリーの車をさして、
「それ下さい」と云った。私は国粋主義者だから今まで絶対に外車に意地でも乗らなかった。
来たジャガーに乗った瞬間「あー私はこうゆう男を一生さがして 間に合わなかったのだ」と感じた。
シートがしっかり私を守りますと云っている。そして、余分なサービスは何も無い、でも心から
信頼が自然にわき上がってきた。最後に乗るのが車がジャガーかよ、運がいいよナア。
そしたらやきもちをやいた友達が、「佐野さんにはジャガーが似合わない」と云っていたそうだ。何でだ。
私が水呑百姓の子孫だからか。口惜しかったらお前も買え・・・・・。
買って一週間たったらジャガーはボコボコになっていた。私は車庫入れが下手でうちの車庫は狭いのだ。
ボコボコのジャガーに乗っていて、その上毎日からすがボンネットの上に糞をする。・・・・』
これは、『100万回生きた猫』の作者 佐野洋子さんのエッセイ『役に立たない日々』からです。
ちょうど 余命何年のガン宣告を受けたとき のキャッシュでジャガーを買った時のお話らしい。
ジャガーという車、ちょっと面白いんじゃないの と、 さらに思うこの頃。
じゃガーにまつわるいろいろ、
さらに、突っ込んで少しずつ書いてみます。
本日は、私の愛車、古いジャガーのお話。
名前を、エリザベス号といいます。
ジャガーにまつわる話、いろいろあるので徐々ににね。
『100万回生きた猫』の作者 佐野洋子さんが、
余命何年かのガン宣告を受けたとき、
帰りにショールームにあるブリティシュグリーンのジャガーを
キャッシュで買って帰った話を本で読みました。
そんな時に、
エイ! と買ってしまう佐野さんもすごい豪傑だなあと思うけど・・・・。
もっとも、佐野さんにとっては、ジャガーはタバコが吸える空間ぐらいに思ってたようで、
ボンネットも鳥の糞だらけだったそうです。
これも、すごい豪傑の2乗の話。
だって、汚いジャガーって見たこと無いもん。
私はと申しますと、
ジャガーは普段は乗りません。
時々。
それがジャガーです。
毎日乗っちゃいけません。
時々乗るから、そのよさが実感できるんです。
車の話になると、止め処も無いので、
今日はこの辺で・・・続きます。
ご存知、カーテンの世界も歴史ある英国製が数多く存在します。
サンダーソンを始めてとして、ウイリアムモリス、リバティなど
英国製と言う表現がちょっと古いかもしれませんが、
やはり、歴史に裏づけされた深い味わいが在ります。
クラシカルと言う概念もあるわけですが、
実は、革新的な一面ももちあわせているわけでカークビーデザインとかハーレクインなどは、圧倒的な色使いで世界的支持集めているようです。
いわんや、車の世界でもクラシカルな車作りも在るんですが、実は、超ハイテクでモダンな車も作っちゃう訳です。
本日は、ここからが本題です。
車好きはイギリス車と言う言い方ではなく英国車とあえて言います。
なんとなくニュアンスがいいんでしょうね。
実は、私も根っからの英国車好きでありまして、若い頃から、英国車を乗り継いでまいりました。
今この車は手放して、福島の某愛好家の手元にあり元気に走っているそうです。
60年代から70年代代の面影が現れてる車ですね。
英国車を乗られた方は分かると思うんですが、その味わいに魅了されるわけです。
ドイツ車の様に突っ走るわけでもなく、イタリア者のように洒落っ気もない訳でして、ひたすら地味。
でも、乗ってみると大英帝国の凛とした立ち振る舞いを感じるんです。
英国車に乗ると紳士になるという言い方が当てはまるかもしれません。
英国高級車にいたっては、紳士どころかハイパワーの世界の頂点に位置する車も在ります。
実は、本当は、俺が世界一だと言わんばかりなんです。
でも、そこは紳士だから表に出しません。
現在、私が所有するちょっと古いんですが英国車も内装はクラシカル、でも、総アルミボティのエアサスで在りまして、かなりやる気モード。
立ち振る舞いは紳士ながら、秘めたパワーは簡単に表には出さない。
なんてね・・・・・。
これが英国式。
イギリスのインテリアに対する考え方も、何か似たような気がしないでもない。
と言うのが、本日の考察でございます。
単なる偏見とご理解ください。