無地のドレープカーテンで切り替えしを楽しむ。
今、とても流行ってます。
ただカーテンといっても、流行はあるもので、
第一人気のお部屋側にレースを持ってくる前レースカーテンスタイル。
そして、次に人気なのが、無地ドレープの切替しスタイルです。
既製品にはないオリジナル性が楽しめます。
こちらは淡い上品なドレープのI型切替しカーテンです。
丸いタツセルが愛らしいですね。
こちらもI型切替し大胆に赤系のドレープに綺麗なブルーを配色しました。
落ち着いたへージュの生地にイエローの切り返しをしました。
タッセルを2本重ねてちょっと豊かにアレンジしました。
無地のドレープは、シンプルになりかち、
思い切って多色で組み合わせるとカーテンが生き生きしてきます。
そして、切り返しはなるべく同じ生地の色違いを付けることをお勧めします。
クリーニングしたときに収縮率が一緒だと縫い目がしわしわにならないからです。
後々のメンテナンスも考えてお作りしています。
納品を済ませると、何かしら頂き物をすることがありますよね。
今回はご自分で育てられたナスとスイカをいただきました。
ありがたいことです。
さて、本題。
カーテン生地といえば、有名メーカーがいろいろカタログを出してますよね。
それぞれに特徴があっていいにはいいんですがお値打ちで見栄えがするとなると
これがまた、選択するのに一苦労です。
そんな時、以外や以外。
地元メーカーと言うのをご存知ですか?
地元って言いますのは、私共愛知県の周りには、
今でも頑張っているカーテン生地製造メーカーが多々あるんですよ。
いわゆる尾州織物だったり、蒲郡あたりの織元だったりします。
愛知県近辺はカーテン生地の産地なんです。
もうほとんどが、有名メーカーの下請けに入って営業してるのが現実ですね。
それでも、どっこい地道に丁寧にカーテン生地を製作してるメーカーがちゃんとあるのは、
ありがたいことです。
これは、いわゆるジャガード織機ですね。
そんなカーテン生地メーカーさんのヒット柄がこちらのダマスク柄です。
シルバー、アイボリー、グリーンと三色ありますが、
私の選択でシルバーが一番いいかな。
ちょっと、中央に隠れミッキーのような柄があるのがご愛嬌でかな。
クッションとかファブリックパネルとかにしてもなかなか映えますよ。
基本、とてもお値打ちです。
柄がよくて、お値打ち、まったく申し分のない生地です。
地元愛もあって、一目ぼれと言うところでしょうか。
サンゲツの新しブランド EDA 『ハンプシャー ガーデン』 が
東京 新丸ビルのアフタヌーンティさんで展開されていると聞いて早速、行ってきました。
サンゲツから誕生した 英国の伝統的なスタイルのインテリアと
日本の丁寧なものづくりとが融合した美しいインテリアです。
クロス、カーテン、小物などアフタヌーンティさんの雰囲気を壊すことなく
やさしい感覚は、女性に受けるでしょうね。
ただ、カーテンアレンジメントに関しては、もっと突っ込んでデザインしてほしかったな。
もともといい柄のカーテンだからこそ、もっとエレガントに気品高く出来たはずなのにねえ。
※ 知ってかぶりして、ごめんなさいデザイナーさん。
それと、私達、私共がいつも気にかけてる状態、
それは、カーテンを束ねたときにもカーテンの見栄えが美しくなるようにヒダを揃えて
やさしく美しいカーブが出るようにタッセルワークをお客様にお教えしてくるんですけど、
ドレープとレースを一緒に束ねてしまって、実に・・・・。残念・・・・。
アフタヌーンティのスタッフさんに、綺麗なカーテンの見せ方も
お話しておいて欲しかったと思います。
※スタッフさんも忙しいので、カーテンのヒダなんか寄せてられないよね。
お客様が、思わず素敵! と思われるように
サンゲツを愛してやまない、カーテン屋のささやかな思いでした。