美しいレースカーテンと暮らす。

窓から差し込む光に、繊細な花や蔓の模様が浮かび上がる。
その表情に、ふと手を止めて見入ってしまいます。
白い生地に重なる刺繍の陰影。
ゆったりと連なるひだ。
裾を縁取る、やわらかな曲線。
近くで眺めると、一つひとつの模様の愛らしさに気づき、少し離れると、窓辺全体の美しさが見えてきます。
大きな窓では、レースのひだを通した光が、木の床に穏やかな明暗を描きます。

小さな窓では、裾の波打つラインが額縁のように景色を包み、落ち着いた色のシェードとともに、上品な表情をつくっています。
同じ窓辺でも、朝と午後、晴れた日と曇りの日では、見え方が少しずつ変わる。
光とともに移り変わる表情も、レースカーテンを楽しむ喜びです。
お気に入りのカップでお茶を飲みながら、窓辺を眺める。
そんな何気ない時間が、少し豊かに感じられる。
毎日目にする場所に、好きな布がある。
それだけで、家で過ごす時間が楽しみになるのかもしれません。

