このお正月、暇にあかして映画を見ました。
とても久しぶりの映画だなあ。
かねてから、インテリアにかかわるものとして
一度は見てくものと紹介されていた映画。
ベトナム映画 『夏至』
人間情愛を描いたストーリーながら、
まったりと時が流れていく。
ああ、こんなゆっくりした時の流れを感じる映画は久しぶり。
ガーゼのようなざっくりしたカーテンが掛かってる。
きっと、ベトナム特有の暑く湿った風なのに、カーテンをとても涼しく揺らしています。
壁の色は、緑、青、黄色、赤 なんて色彩鮮やかなんでしょうか。
熱帯の草花が、緑が、とてもとても鮮やか。
普段取り扱っているカーテンは、ポリエステルのカーテンが多いので、
この透明感、素材感はいったいナニ?
きっと、値段はそんなにしないと思いますが、
むしろ上質に見えるのはなぜでしょうかね。
カーテンや布たちが織り成す光と影。
自然の中に調和した暮らしの中のしつらえ達。
これが、本当のインテリアの在り方かもしれません。
思わず、映画の中の窓辺をスケッチしてしまいました。
ここは、2階のベランダなんですが、
すぐお向えの一階にレストランが在ります。
朝食は、2階から先に大声で注文をしておきます。
『お粥ふたつ、 ひとつは大盛でね !』