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ただのランナー、されどランナー

             

本日は、少々専門的なお話。

先日、お客様から同じレールをつけたのに左側はすごく静か、

右側のレールは、ゴロゴロ音がする。

ちょっと見てくれないか、と言うお問い合わせ。

さっそくお伺いして、しばらく観察。

確かに、右側は音が大きい。

どう見ても、同じメーカーの同じナンナーにしか見えない。

う~ん、

とりあえず、ランナーを全部変えてみましょう。

レールを外して、新しい同じメーカーのナンナーを入れ替えてみると、

アラ~、静か!!!!!!。

犯人はランナーだったのか。

事務所に帰って、良くランナーを観察してみると・・・・、

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金属リングのあたりのプラスチックの精度が少し甘いようだ、

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滑車の付け具合も、若干空間がある。

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明らかに、金属リングの取付プラスチックの隙間が大きい。

左側と右側ではこれほどの製作形状にに差があり、

当然、右側ランナーは、無駄な音が出やすいと思われます。

とくにジョイントがレールに在る時、乗り越えるときに音が出やすいわけです。

どうも、お取付時に違うメーカーのランナーが混じっていて

形状がほぼ同じのため、間違って付けてしまったようですね。

これは、我々も注意しなければいけませんね。

と同時に、右側のメーカーに、

このことをフィードバックして製作改善をしてもらうことになりますね。

こうした事も、我々カーテンにかかわるものの仕事。

お客様の

より良い窓装飾のために・・・。

 

只のカーテンランナー、されどカーテンランナーです。

勉強になりました。