この高原の町に入ったとたん、独特な聖域感を感じますね。
1200年、脈々と続く歴史の中で、敵も味方も、弘法大使のお膝元で、
安らかにすごしているという感覚でしょうか。
金剛峰寺へのこの有名な道、仏教を学ぶ学生さんも多い。
夜の8時頃、ライトアップされてる大門を見学。
やはり、ちょっとおどろおどろしい。
この大門の改装工事に、しゃれこうべが沢山出てきたそうで、
後で聞いて、やっぱり雰囲気が怖かったねと。皆の意見。
といっても、何かのすがすがしさも持ち合わせる不思議な町、高野山であるわけです。
あの世も、この世もうまくすり合わされている所です。
小生、不覚にも携帯電話を落としてしまったんです。
一の瀬から奥の院まで探し回ったけれどありません。
最後に、もう一度自分の電話に掛けてみると・・・・・。
『今外国の方が、うちのお寺に届けてくれましたよ』
エッ~。
ありがたい。
さすが、弘法大使のこのお膝元では、みなが心清く、親切になっている証拠。
ありがたゃ・・・・・・。
なんという、すがすがしさでしょうか。
まさしく。パワースポット。
我が愛車も、歴史あるこの町にぴったり。
全員、一連の出来事に、すがすがしさと優しい気持ちにまでなって、
宿坊を後に、一路帰路についたわけです。
ありがたや・・・・・。